募集管理の実務を知っている人の希少性
保険会社は、自社が取り扱う保険商品を、委託している募集代理店に販売してもらったり、自社の募集人に販売してもらったりします。
例えば募集代理店の場合、保険会社との間で代理店委託契約を締結し、手数料水準などを取り決めます。
でも、代理店委託契約を締結するだけでは不十分であり、当該代理店の幹事保険会社の場合は、所属している募集人の管理もしないといけません。
監督当局に届け出たりするなど、実は水面下で必要とされる手続きや覚えておかないといけない事柄は数多くあります。
これらの業務は、通常の保険会社の場合、営業企画部や営業管理部などと言われる部署で行われます。
以前、親会社が2社あるジョイントベンチャーに勤めていたとき、1社が抜けることになり、急遽私が営業管理部も所管することになりました。
しかし、これらの業務の担当者は抜ける親会社に戻ることが決まっており、実務経験者がいなくなるという大変な事態に陥りました。
転職市場ですぐに人が見つかるであろうと高をくくっていたのですが、なかなか見つからず、大変な思いをして業務を回した苦い記憶があります。
もちろん、各保険会社には実務経験者がいますが、市場全体としては希少な人材と言えます。